樹木医の多くは日本樹木医会に入会しており、各都道府県支部に所属してさまざまな活動を行っています。私の所属する神奈川県支部では、樹木医のさらなる技術・知識の向上のため、多くの機会を設けています。ここではその活動の一部を紹介します。写真はいずれも日本樹木医会神奈川県支部の研修会風景です。
穿孔抵抗測定法
樹木診断機器「レジストグラフ」を使い、樹幹にドリルニードルを挿入し、抵抗を測定する事で非破壊(準)で樹木内部の腐朽を調べる事ができます。レジストグラフは文化財建造物の虫害調査に用いられる事もあります。
音響波診断
音響波を利用した精密診断機器を使った樹木診断システム「ドクターウッズ」により、樹木内部の空洞や腐朽部を非破壊診断します。
樹木の診断は主に、初期診断、外観診断、上記のような機器を使用した精密診断に分類されます。
お住いの町の街路樹を診断している姿を見る機会があるかもしれません。そんな時はぜひお声をおかけください。